令和7年度概要

令和7年度基本方針

Design Our Future!〜 研鑽と交流を通じて活気あふれる広島へ 〜

現下、日本の経済状況を見渡すと、生産年齢人口の減少等に伴う人手不足の深刻化、輸入物価の上昇等を起因とした仕入れコストの増大、豪雨や地震などの自然災害のリスク等、喫緊の問題に覆われています。我々が事業を行う広島県に目を移せば、全都道府県の中で近年上位となっている人口転出の超過問題、広島都市圏の求心力低下がもたらす人手不足など、社会的問題が山積しています。広島商工会議所は広島を代表する企業の集合体であり、中でも、広島YEGは若き企業家集団として、青年たる活力を持ってこれらの社会課題に立ち向かい、広島の街や経済の発展に貢献していくことが求められます。

現在、広島YEGは、約280名の会員で構成されており、多くの業種、職種の会員を有しています。一人では出来ないことも、会員同士が協力し合うことによって、必ず広島の経済を一歩でも二歩でも前進させることが出来ます。YEGは若き団体です。若い我々だからこそ未来を描き、失敗を恐れず行動し、成果を求め全力を尽くすことが出来ます。YEGは相互研鑽の場であり、会員は自企業の発展と豊かな地域経済社会を築く仲間です。事業や例会を通し会員同士が研鑽を図ることで広島の街の活力創生に繋げていきます。

令和7年度は、『Design Our Future!~研鑽と交流を通じて活気あふれる広島へ~』をスローガンに活動を行います。このスローガンには、私たちの未来を広島YEG一丸となって創りたいという想いを込めています。会員一人ひとりが、社業に必要な能力の向上や専門性向上を図り、希望ある未来に向けて建設的に話し合える、大切な仲間を築いてほしいと願っています。これまで以上に、広島YEGの会員が研鑽を通して自企業、自身の成長を図り、交流を通して絆を深め、地域商工業の振興発展に寄与していくことこそ、広島商工会議所の会員として、広島YEGとして、真に活気ある広島の創造に繋がってくものと考えています。

広島YEGは、令和9年度全国大会広島大会(仮称)に向けて、大会の形を作り、気運を高めていかなければなりません。また、主管である広島県連、中国ブロックYEG、日本YEGや行政各所、広島商工会議所や女性会などとの連携も必要になってきます。令和7年度には開催候補地現地視察会が開催されます。主管する広島県連と協力し全国大会広島大会開催地単会としての想いを発信していかなくてはなりません。今年で原爆投下から80年。75年草木も生えないと言われた、原爆投下後の広島は、見事な復興を遂げ、多くの観光客が訪れ、国際平和文化都市として国際的にも大変重要な存在になりました。全国よりお越しの来賓や出席者の皆さんに、開催地単会の大会に向けた想いを発信し、全国大会開催実現に向けて全員が団結し、視察会の成功に向け取り組んでいきましょう。

最後に、これからの広島YEGをより魅力的に、そして広島の街を躍動させる1年になるよう、ともに頑張ってまいりましょう。皆様の積極的なご参加とご協力を、どうぞよろしくお願い致します。