【事業報告】10月オープン例会
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<講演会>
テーマ:「次世代につなぐHIROSHIMAをつくっていくために」
講 師:安藤忠雄氏(建築家・東京大学名誉教授)
日 時 :平成26年10月5日 13:00~15:00
会 場 :リーガロイヤルホテル広島4階ロイヤルホール
参加者:計902名 【一般764名 広島YEG会員102名 県連36名】
大阪出身の安藤忠雄氏は、独学で建築を学び、世に「コンクリート打ち放し」を広める原点となった住宅「住吉の長屋」で日本建築学会賞を受賞されたのをはじめ、数々の国際的な賞を受賞され続けている、日本のみならず世界を代表する建築家の一人です。プロボクサーや高卒初の東京大学教授という異色の経歴を持たれています。
講演会は、プロ野球セ・リーグがクライマックス・シリーズ前の順位争いをしている時期ということで、広島東洋カープが、他球団と比べて若い選手を育てるのが上手であるというお話から始まりました。関西人気質の「安藤節」全開で、我々聴講者はすぐに話に引き込まれていきました。
日本は栄華を極めた歴史を持ちながら、資源・エネルギー・食糧が乏しく、このままでは近い将来今のギリシャのように破綻すると警鐘を鳴らされました。
次世代をつなぐ広島、そして日本をつくっていくためには、「「自由」「挑戦」「勇気」そして独立不撓(他人に頼ることなく、自分の力だけでやり抜くこと)の精神を持った人間にならなくてはならない。」
と強く教えて頂きました。現代においても未だなお、学歴偏重の強い建築の世界で、独学で建築を学ばれ、血のにじむ努力と決して諦めない精神力で世界的建築家にまで登り詰められた人間の、説得力のある言葉でした。
担当された福本委員長率いるHIROSHIMA未来デザイン委員会の皆様、お疲れ様でした!
次回は11/20(木)に臨時会員総会が開催されます!
詳細はこちら:11月臨時会員総会案内