広島商工会議所青年部 平成24年度基本方針
「こころから」 ~ Gentle Green Global 世界を広げよう 広島YEG ~
今、ここ広島で共に生きている。どの時代でも大切なものがある。我々は大きな夢を持ち、大きな志を持っている。そして、やらなければならない使命がある。
時代のスピードは年々加速し、我々を取り巻く社会環境や経済活動における諸条件は、予測不能な変化を繰り返しています。同時に今や世界のどこかで起こることは、あらゆる地域の仕事や生活に影響を及ぼしています。
しかしどのような状況においても、我々には未来を明るいものにする使命があります。限られた時間の中で、同じ志を持った仲間が未来を語り、夢を語り、あるいはお互いを叱咤激励しながらそれぞれがエネルギーを高め合って、自社の事業を発展させ、地域経済の振興に寄与する。今年度もそのようなYEGを目指します。
平成24年度は「こころから」をスローガンに活動をしていきます。長きにわたって存続する企業を考えてみたとき、開発力や技術力、マーケティングや顧客対応力などが優れていることに加えて、理念や志が正しい方向を向いているかということが重要になってきます。
心からやりたい夢を目指す。心からお客様を大切にする。心から社員の幸せを願う。様々な「こころから」の思いを行動で表す一年間にいたします。
キーワードはGentle Green Global。
Gentleは、優しくホスピタリティを持った会社・都市・広島YEGを目指す、ということを表します。すべての活動を通してホスピタリティ意識の向上に取り組みます。広島を訪れる世界中の人が広島を好きになってくれますように、という願いを込めました。
Greenは、豊かな自然に恵まれた広島に住んでいることに感謝し、この土地柄を大いに活用しようということを表します。
Globalは、世界の動きの中に広島があることを認識すると同時に、幅広い視野で見識を深めるということを表します。一歩外へ出て、新しい商売の種が見つかりますように、という願いを込めました。
世界の中の広島。Hiroshimaというブランドを高め、誇りを持って日本中世界中を笑顔にできるような企業や都市を目指したいと思います。今年度、広島YEGの「こころから」の活動を通じて、会員それぞれが互いに成長し、会員企業の繁栄につながるよう運営してまいります。皆さんの積極的なご参画とご協力をお願いいたします。
今年度は、6グループ11委員会を設置します。
委員会は、広島商工会議所青年部の目的と、今年度の基本方針に基づき、例会及び各事業の企画・運営を担当します。例会及び各事業は、できる限り多くの会員に参加していただくため、月ごとに曜日を変えて開催します。会員同士の交流と情報交換の場として、例会後は原則として懇親会を開催いたします。
「会務グループ」は、会員総会、役員会、卒業式、その他青年部の運営に関わる会務を担当します。会員満足度調査アンケートを継続し、広島YEGの持続的な価値向上を計ります。また、ホームページや会報誌による広報活動の他、国県市の機関や支店長会等との交流促進、日本YEGや県連から要請のある事業への協力など、渉外関係を担当します。
「ネットワークグループ」は、会員の交流を深め、連携を促進する事業を担当します。家族会やOBとの懇親会を運営し、同好会活動のフォローを行います。会員同士がビジネスの内容を知り合える「広島YEGメッセ」を5月という年度の早い時期に開催し、会員間の取引や連携を活発化させます。また、コミュニケーション能力向上に役立つ例会を企画します。
「ホスピタリティグループ」は、企業に必要なホスピタリティに関する研究を行い、ホスピタリティ意識の向上に取り組みます。また、広島市を中心とした観光資源を研究し、国際都市としてホスピタリティ向上に役立つ事業を企画運営します。
「企業研究グループ」は、長期にわたり成長を続ける企業を研究し、我々がリーダーとして自社を繁栄させていく具体的方法、新商品開発やビジネスプラン作成のヒントとなるような例会を企画します。また企業として避けられない危機やリスクについて研究し、その適切な対応について学べる例会を企画運営します。
「ビジネスツールグループ」は、アナログ・デジタルを問わず、ビジネスやコミュニケーションの効率を上げる最新ツールや、海外との取引も視野に入れた電子商取引について研究し、広島YEGとして必要なビジネスツールの活用促進を図ります。
「グローバルグループ」は、会員の国際感覚を高め、自社のビジネスをグローバルな観点から考えられるような例会を企画し、その内容を踏まえた海外視察研修旅行を企画運営します。